小夜里

高齢猫まあちゃんの日記

マルの里親になる④

家の門から1年かけてやっと出ることが出来たマル。

慣れるまでに時間はかかったが、この先はマルが今まで経験しなかった事が沢山発見、そして見る事ができるだろう。

 

マルがまず最初に散歩する場所は目の前にある山だった。

その山には沢山の猫がいる。

野良猫も飼い猫もいて猫見知りで猫好きのマルには大好きな場所。

マルを見るとおやつをくれたり優しい方も住んでいた。

 

しかし、山にたどり着くには私道を通らなければならなかった。

通りの方には挨拶をして猫好きの方もいたので、しばらくは通る事が出来たが

やはり、通ることを良く思わない方もいたため一夏終えた頃注意されてしまい通れなくなった。

 

猫好きの方は、「最近なぜ通らなくなったの?」と聞いて来る人もいた。

私道を多数の家で共有していたので、仕方ないと理由を話した。

「そんな言う人いるの~」と驚いていたが、嘘つく必要はないので

「はい。やはり知らない人が通るの嫌がる人もいますから」

と理解して頂いた。

 

マルのお気に入りの道だったので残念だが、他の道から山に遠回りして連れて行くことにした。

 

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散歩中のマル

マルはもう9才になったので検診やワクチンも必ずするようにした。

ましてや、山に散歩にいくとなると猫にはあまりないそうだが、フィラリアも心配なので、駆除して予防する薬を毎月必ずするようにした。

 

今現在は散歩コースはかなり広がり、もし迷子になったとしてもちゃんと自宅に戻れる程になっていた。

そして、近所のマルの事を知っている人も増えたので

災害時等の安心になっている。

 

これからも、マルが楽しく過ごせるように尽くせたら嬉しい。

それだけが願いである。