まちゃん首輪をする!
なんと、こんな日が来るとは全く想像していませんでした。
先日、まあちゃんが慣れてきてくれたことをお知らせしましたが、
今回は、首輪に挑戦してみました。
保護ねこを飼っている方からは、子猫ならつけられるけど成猫で嫌がる子は多い。と聞いていました。
ですが、まあちゃんは高齢で麻酔の危険性もあり避妊手術ができなかったので
手術後の証である桜耳知るしも付けられず、もし災害で迷い猫になってしまって保健所に連れていかれて、身元わからずで高齢猫と言うこともあり処分対象になってしまったらと考えただけで恐ろしいかった。
なので、何としてでも着けたいと願っていた。
まあちゃんは相変わらずナゼを要求してくる。
なので、首輪の臭いを思う存分嗅がせてすり付ければなんとかなるのでは無いかと
非常に浅はかな考えで実行することにした。
その前に、まあちゃんの首輪を用意しなければならない。
新しい物を購入しようかとも思ったが、居やがった時の事を考えて
マルのお古を着けて見ることにした。
名前シールを付けて、なるべく柔らかい物を準備した。
まあちゃんは私が行くと、お尻をナゼて!と訴えって後ろ向きになる。
なので、とりあえずモミモミしてから首輪を体に擦り付けて臭いを嗅がせた。
首のしたから首輪を入れてゆっくり着けてみた。
「あれ?」以外にすんなりと着けることに成功した。
あ~良かった。
この一言しかない。
まあちゃんとっても似合っているよと言うと、またお尻を私に向けていた。
6月21日のまあちゃん
だいぶご無沙汰になってしまいましたが、まあちゃんの本日までの様子を書きたいと思います。
最近は捕獲活動で忙しく、まあちゃんを気に掛けてあげることも少なくなり、
このままではいけないと思い出来るだけ居る時は声をかけて
まあちゃんが私を忘れないようにと心掛けていました。
先住猫のマルも鼻で挨拶するようになりましたが、あまりにグイグイいってしまうことが多く、先日は猫パンチされて落ち込んでしまいました。
でも、諦めずに今も挨拶はしてくれているので、
早く仲良くなってくれるのを祈るばかりです。
さて今日までのまあちゃんですが、なんと急にで驚いてしまいましたが、
私が餌を持ちまあちゃん部屋にあがると突然走り寄りお尻を向けて
「ナゼて下さい!」
てな感じ。
とにかくビックリしました。
本当に突然で何がまあちゃんあったのか不思議でした。
私の思うところといえば、まあちゃんの前でよくマルをモミモミしていたので
それをじっと見ていたまあちゃんは、
「いつか私も!」
と思っていたのかも知れません。
私は嬉しくて半泣き状態でモミモミしてあげました。
恐らく、まあちゃんは今まで人間にこんなにナゼられた事は無かったでしょう。
その日から、まあちゃんは別人というか別猫になったように私が近寄っても
ハウスに逃げ込む事はなくなりました。
しかし10年以上の毛並みは黄色っぽく汚れていて、とにかく毛量が凄い!
何度もブラシをして繰り返し毎日していると、真っ白な毛並みに戻ってきました。
そして、表情が以前と全く変わったこと。
今回以前の物と現在をのせることにしました。
こんなに表情が優しくなりました。
野良猫時代、さんざん人間に嫌な事もされて信用できなかったまあちゃんが
ここまで来るのに5ヶ月。
触ることも出来ず、引っ掻かれることもありました。
咳をしてもナゼてあげる事も出来ず、不甲斐ない自分が情けなかった。
でも、もう大丈夫です。
これからは好きなだけナゼて、好きなだけ甘えさせていきたいと思います。
~TNR活動~簡単に捕獲出来ると思うな! 駐車場のねこ
怪我をしたオス猫
ある日、電話があった。
「怪我をしていて、なかなか捕獲できない子がいるのだけど
捕獲の手伝いに来れない?」
と連絡がセミナーの方からきた。
頼んで来たのは、私がまあちゃんを捕獲するときから指導してくれた師匠だった。
私は、まあちゃんもマルも寂しい思いをさせたくなかったので極力は外出は控えるようにしていた。
最近はマルもまあちゃんと離れた場所ではあるが、近付いて見守ってくれることも増えたので、そろそろ2匹お留守番させても大丈夫かなと思った。
出来るだけ主人が居る時間の夜ならば問題もない。
外での捕獲の経験はしたことがなかったので、受ける事にした。
その捕獲場所は駐車場。
餌やりを以前からしていた女性からの依頼だった。
「怪我をしている猫がいるけど、自分ではどうしていいかわからない」と知り合い経由で区役所に連絡があり、私の師匠に依頼がきたそうだ。
そこには他に7匹の猫がいた。
苦情など一切無い地域で、住民が猫に興味が無いのか有るのかさえもわからない場所だった。
2日前に既に4匹捕獲したそうだが、すんなり捕獲器に入ってくれて終わったらしい。
だが今回、私が手伝う残りのは、授乳中の母猫、黒猫、怪我の猫の3匹。
夜、18時30分に捕獲メンバーと待ち合わせをした。
捕獲の準備を始めた。
捕獲器のなかに新聞紙敷き、一番奥にアジの開きとカリカリを置き、今回は捕獲器の板を猫が踏むと扉が閉まる捕獲方法だ。
私はいつも紐で操作して扉を閉じていたので、今回は大丈夫なのかと不安もあった。
捕獲器をセットして待っていた。
初め猫たちは、お腹が空いた様子で近づいて来た。
餌やりさんの役割は重要で、捕獲器のある方に猫たちが来るように頑張って声を掛けてもらった。
猫たちは一斉に餌やりさんの方に走り寄ってきた。
「よし、いいぞ!このまま上手く捕獲器まで来てくれれば!」
と、全員が祈った。
しかし、そうは行かない。
そこが、猫の特徴でもあるかの様に一斉に他に走りさっていった。
「あ~なんで~」
と落ち込んで諦めている訳には行かない。
もしかしたら、既に誰かに餌をもらっていて空腹ではないのかも知れない。
そうなると、捕獲の難易度はかなり高くなる。
いろいろ悩んだ末に捕獲器を暗い車の場所に移動して見ることにした。
移動してる間も近くで猫たちは見ている。
今、捕獲器の鍵フックが降りて扉がガシャンと閉まれば一貫の終わり。
ドキドキが止まらなかったが、やるしかない。
静かにそ~と捕獲器を移動し何事もなく設置できた。
「さあ!猫ちゃん、来て!」と心の中で祈った。
が、全く来る様子は無い。
まだまだ諦めない!
餌やりさんを呼び捕獲器の入り口まで呼びながらカリカリを落としてもらっった。
初めは近寄る事は無かったが、
「あっ!そこなら食べても安全にゃ」と思ってくれたかの様に、捕獲器の一歩まえまで怪我猫ちゃんが来た。
この子は絶対捕獲しなければいけない。
怪我が悪化してしまったら、死んでしまうかもしれない。
私は手を合わせて、「お願い!大丈夫だから」と祈るように念じていた。
すると、ゆっくりゆっくり捕獲器に一歩、真ん中へ一歩、そして一気に餌のある一番奥へ!
ガシャン!!音が鳴り響いた。幸いな事に他に捕獲予定の子は居なくなり見られる事は無かった。
「よし!入った!」と叫ぶと皆が一斉いに来た。
捕獲器に入った怪我猫ちゃんは、クルクル回って鳴き叫んでいた。
急いで布で覆い車に乗せた。
「あ~良かった。これで先生に診てもらえるね」と皆で安堵した。
怪我をした猫ちゃんは、何とか捕獲器にうまく誘導して入ってくれた。
もう1匹結局は坂の下に降りてしまい、あと一匹は授乳中の母猫なので、子猫をどこかに隠してしまっているので、もし捕獲してしまうと子猫たちが死んでしまう可能性もあるので今日は捕獲は見送る事にした。
坂の下に降りてしまった黒猫ちゃんは警戒が非常に強く捕獲がなかなか進む事はなかった。
餌やりさんも一生懸命声を掛けて呼び、捕獲器まで来るものの周辺を周り離れてしまうを繰り返していた。
時間も9時30分をまわり今日はこれ以上は無理だろうと、黒猫ちゃんに餌をあげてもらい後日改めて捕獲する事となった。
今回は、何故かアライグマや首輪をした飼い猫が来て野良猫が逃げるというハプニングもあり1匹しか捕獲することができなかった。
でも、心配していた怪我の猫は捕まったので明日病院に連れて行くこととなった。
6月4日のまあちゃん
今日は
本当に暑い。
朝は寒い。
気温の差があるので温度管理が大変だ。
まあちゃんはちょっと暑がりで最近夜も床に寝ている。
なので防犯をしっかりして1日中、窓を開けることにした。
夜中寒いんじゃないかと心配になったが、何故かまあちゃんの居る部屋は
室温が高いので、外と同じ寒さにはならなかった。
まあちゃんは夜中は起きているが、日中はいろんな所に移動して寝ている。
朝、ご飯を食べ終わるとダンボールのハウスに入り、数分後水変えに行くと、入り口近くの床で寝ている。
しかし今日は、咳き込むこともあり口から痰のようなものが出ていた。
ほんとなら直ぐに拭き取ってあげたいが、難しい。
鼻からも鼻水が出ている。
「まあちゃん、一緒に病院に行こうよ」最近の私の口癖である。
まあちゃんは、「にゃ」としか言わない。
アレルギーの薬は飲んでいる。
でも効いていないような、まだ飲んで日も浅いから効かないのか、
ホンとにもどかしいが何も出来ない。
ただ、まあちゃんが安心して眠りご飯を好きなだけ食べて
好きな場所でゴロゴロしてくれる事が私の願いであり、家族の願いである。
まあちゃんの部屋にマルが行くようになってから、まあちゃんは走り回ることは無かったがマルは嬉しいようで、夜間はまあちゃんの部屋の出窓に居ることが増えた。
まあちゃんは、マルが入ってくるとハウスに入って居たことが多かったが
今は「マルちゃん、来たのにゃ」と挨拶してくれて、マルがトコトコ中に入って行く。
私としてはマルは散々まあちゃんにシャー!と言っていたので、いつから許し合う中になったのだろうと思った。
でも、嬉しい。
6月3日のまあちゃん。
まあちゃんは最近は咳もせず大丈夫かなと安心していたが、
またくしゃみや鼻水を垂らすことが多くなった。
良く食べて、良く寝ていれば出来るだけ薬飲ませるのは避けたいと思っていたが、
鼻詰まりもあるので病院で薬を出してもらいにいった。
先生からは、咳が度々出てしまうならアレルギーの可能性もあるので、アレルギーの薬を出してもらった。
「この薬が効かなければ、何のアレルギーかを調べないとダメだ」とのこと。
未だに私に慣れていなかったので今後病院に連れて行くのも難しい。
なので、今回の薬が効いてくれる事を祈るしかない。
この薬なら粒も小さいし直ぐ飲ませる事が出来るだろうと思ったが、
最近のまあちゃんは、「何か混ぜているにゃ」となかなか薬をのせているのを食べてくれない。
3回目にして薬を粉にしてカリカリにかけたら、やっと食べてくれるようになった。
現在も飲んではいるが、まだまだ咳止まらず心配だ。
5月31日のまあちゃん
まあちゃんの大好物は現在カリカリとなっている。
特に好きなのはマルの療養食で、自分のカリカリが残っていたとしても下の階に
降り食べていた。
あまり食べ過ぎても良くないと思うがマルの餌を置かないわけにはいかないので、
少な目に置いておく事にした。
しかし、足が痛いのか捕獲前から階段もやっと登り降りしていたので、本当にまあちゃんが食べているか現場を見た訳ではない。
夜中はマルも含め全員寝ている。
しかし、階段を降りる音を聞いた事がない。
仕方ないなと諦めていたのだが、、、。
ある夜中。
トントントンと音がした。
いつもならマルが階段を登り降りしているのかなと気にする事もなく寝ていた。
しかし、今日は何だか音がいつもとは違っていたので、「もしかして!」
と思い、まあちゃんの部屋を見に行った。
階段の踊り場の灯りをつけ確認すると、
「居ない!まあちゃんが」
と思ったが、戻って来るのを寝た振りをしまがら待っていようと思い
灯りを消す前に階段を見ると
「あれ?まあちゃんそこにいたの!」
と、階段の途中にちょこんと座っているまあちゃんがいた。
私は刺激するのも良くないと思い寝床に戻っていた。
すると、トントントンとまあちゃんが上がって来たので
「まあちゃんカリカリ食べてきて良いんだよ」と声をかけた。
まあちゃんは、一声を聞き返事をするかのように
「にゃ!」
と良い
お気に入りのダンボールハウスに戻った。
翌朝、マルのカリカリを確認すると減っていない。
まあちゃん作戦失敗したようだ。
可哀想な事をしたが、ちゃんと階段を降りて他の部屋にいってくれてる事が
私には嬉しかった。
自由が一番!
なので、いまはカリカリを食べに行くまあちゃんを暖かく見守ることにした。
5月28日まあちゃんの様子。
今朝のまあちゃんは、咳は少々出るものの落ち着いている。
最近は朝になるとマルが隣の部屋で寝るようになり、まあちゃんが咳をすると駆け寄り心配そうに見守っている。
まあちゃんの部屋にも入り巡回するのがマルの日課になったようだ。
私にも指の臭いを嗅いでもらえるかと出してみると鼻をくっ付けて嗅いでくれるようになった。
ほんの少しだが慣れてきている。嬉しい。
まあちゃんの部屋は窓を全開にして、風が流れるようにしている。
今日は家全体のあらゆる窓を開けていて、気持ちの良い風が家中に入ってきていた。
いつもなら、掃除を始めるがあまりにもまあちゃんがまったりリラックスしていたので今はやめようと決めた。
まあちゃんが気持ち良さそうにしていると本当に嬉しくなる。
外に出られないので、少しでも過ごしやすいように頑張りたい。