小夜里

高齢猫まあちゃんの日記

猫たちの友情。

猫たちの助け合い。

 

夜中の1時頃、地震速報が鳴った。

 

その後揺れが来て大きくならないことを祈りながら待っていたが、以外に短かったので良かった。

地震の警報がスマホからかなり大きい音で鳴ったので、その直後からまあちゃんが走り回る音が聞こえた。

 

「まあちゃん、だいじょうぶ!」と私が叫び見てみるとハウスに入るのが見えた。

とりあえず大丈夫だなと安心したが、2階のタンスの上がお気に入りの寝床のマルは大丈夫かなと気になった。

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マルの今一番お気に入りの場所。かなり高い。

マルは不安になると直ぐに3階の寝室に来るのだが気配が無い。

と言うことは、起きていないと言うことだった。

マルがタンスの寝床から下に降りるとジャンプする音が聞こえるので直ぐわかる。

だが、

私もそのまま気にもせず寝てしまった。。

 

早朝3時過ぎに下の階から「トン」と音がした。

「トントントントン」と階段を駆け上がる音がした。

 

そして私の頭の周りでゴロゴロゴロと聴こえ体重5キロのマルが乗ってくる。

「起きて!起きて!」と言わんばかりに起こしに来る。

目覚まし時計なんて全く必要ないほどの毎日だった。

「はい、起きましょかね」と起き上がり階段の方に向かうとマルが追いかけて階段を駆け下りる。

 

まあちゃんに「おはよう!」と声を掛け下に下りる。

 

これが、日課。普通の日課となっている。

 

もし地震が大きくて避難することになっていたら、この普通の日常は無くなってしまうだろう。

 

なので、毎日普通の繰り返しだとしても、感謝しなければと思った。

 

そして、カーテンを開けるとロンが来ていた。

「今日はまだチョコが来てないから沢山食べてね」と餌を置き、マルに食べさせた後まあちゃんに餌を持って行った。

 

まあちゃんようにカリカリを置いていたので、マルのカリカリも食べられる事がなくホッとした。

 

下に降り、そろそろチョコが来るかなと待ち構えていたが、6時過ぎても来る様子が無かった。

「あ~今日も他で貰っているのかな」と思いながらも一応餌は用意していた。

 

外もすっかり明るくなり「もう、来ないかな」と思っていると、外階段の踊り場に違う猫が上がって来た。

 

「あれ?誰かな?」と確認しに行くと、はちわれ柄で胴は真っ白で尻尾は黒い。

と思っていると、「あっしらすだ!」と記憶が甦えった。

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しらすちゃん

急いで餌を持ち外に出た。

しらすは全く逃げる様子はない。私の事を覚えていたようだ。

 

しらすとの出会いは3年も前になる。

当初は一匹で餌を毎日食べに来ていた。

しかし、1年ほど経つとまあちゃんモモを連れてきた。

 

しらすは、まあちゃんとモモに大事な餌場所を譲り次の日から来なくなった。

その一年後にまあちゃんが茶々とロンを連れてきた。

皆、気が弱くて餌が食べられない子を連れてくるようだ。

 

しらすちゃんは、マルの昔の散歩コースの山に良く居たので出会うこともあった。

その周辺は猫を沢山飼っている方も居たので餌がおいてある。

そこで、しらすちゃんも食べていたのだろう。

 

なので、山から丁度こっちが見えて、最近は猫がいないとわかったのだろう。

久しぶりに来てくれた。

 

ほんとに良い子で優しい子。人馴れもしているので逃げる事もない。

今後は来てくれる事だろう。

 

そして、今日は嬉しい出会いがまたあった。

それは、この間捕獲して元に戻した茶々が来たのである。

私の姿が見えると食べないで帰ってしまうので、静かに見守っていた。

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久しぶりの茶々

 

餌は丁度しらすちゃんが残したのが、かなりあったのでほとんど食べて帰って行った。

 

部屋の電気も消して居たので、部屋の中を見ていた瞬間を写す事が出来た。

耳カットしていた部分もきれいになっていて、とても元気な茶々。

 

これから徐々に来てくれることを願うばかりです。