小夜里

高齢猫まあちゃんの日記

気になる相手はねこ。

縄張り争いは家猫にもある。

 

今朝は目覚まし時計が鳴るまで寝てしまっていた。

いつもならマルがわたしの上に乗ってきて、

目覚まし時計がなる前に起きてしまうからだ。

 

しかし、今日は夜中にマルとまあちゃんが動いていたのでグッスリ寝ることは無かった。

 

まあちゃんが唯一自由に警戒無く動ける時間は夜だけになっていた。

なので2階に降りることは無いが、私たちが寝ていても横を歩いたり窓を見ていたり、床をコロコロ転がったり出来る時間だ。

でも、昨夜だけは違った。

 

2階で寝ているマルが3階の寝室にいた。

日中はまあちゃんには勇気が無くなかなか近寄ることは無い。

それに、マルは昼間に寝ることはほとんど無いので夜は朝まで寝ているのだ。

なのに、何故おきていたのか、、、。

 

私が夜中にトイレに起きるとマルが布団の上で寝ていた。

灯りを点けていなかったので気がつかなかったが、フガフガと言っていたので気づくことが出来た。

「マル、あれ?今日はここに寝ているの珍しいね」と言うと、

部屋のドア辺りに影があり、まあちゃんが立っていた。

 

マルは、まあちゃんの動きを寝室から見ていたのだ。

 

私が起き上がると、まあちゃんは急いでハウスに戻った。

それをマルが部屋の前まで追いかける。

喧嘩するわけでは無いが、マルとまあちゃんの関係は猫同士にしか本当にわからないんだなと思った。

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今朝のまあちゃん

 

猫同士の相性は本当に大切だと思う。

家猫同士だと難しい事も多いかもしれない。

特に野良猫からの家猫へは悩むことも多いだろう。

うちもその一つに違いない。

 

わたしの猫友のこんな話を聞いた。

 

ある日、喧嘩で怪我をした猫がいた。

腕に膿が溜まってしまうほどの怪我をしていた。

 

病院に連れていき、手術をしたが膿はまだ残っているので、退院しても外に戻しての生活は難しい。

可哀想に思った友人の旦那さんが家で診ながら飼うことにした。

 

友人は退院してからどうすればいいのかが、わからなかったので病院の先生に聞き準備していた。

勿論、セミナーの人や私にも相談はあった。

「ケージは病院のを持ち帰って良い。後は何を用意すれば良いのかな?」と。

 

その人は、もう一匹猫を飼っていた。

しかし、猫に詳しい訳ではなく旦那さんの指示に従っていたそうだ。

なので、今回も旦那さんの一声で飼うことになったそうだ。

 

野良ちゃんを飼うだけでも大変なのに怪我をしている猫を飼うのはもっと大変だと思った。

 

しばらくして様子を聞くと。

「目薬や薬を飲ませなければいけないのだけど上手く出来ない。どうやったら良いのだろう。」

と相談された。

 

私も、実家で昔猫を飼っていたが、母が全てしてくれていたので経験が無い。

マルもいるが、爪切りも、ノミ駆除の薬も病院に連れて行っていた。

なので、セミナーの人に聞いてみると伝え待ってもらった。

 

早速聞いてみると、インターネットに載っているやり方をメールしてくれた。

実際やるとなると大変だろうけど、何とか頑張ってと伝え終わった。

 

何日かしてメールしてみると、「保護した時に一緒だった方と目薬とかしています」と返ってきた。

それなら良かった。やはり、一人では心細い。

一緒に対応してくれる人はいるだけで、

有り難いと思った。

 

それから音沙汰無く日が過ぎていた。

突然知り合いから、「猫がよ鳴きをしてうるさくて大変とメールが来たよ」とLINEが来た。

私は直ぐに大丈夫かの確認をメールした。すると、

 

「もう、夜中にずっと鳴いてうるさくて本当に困っている。主人が寝床を移動して一緒に寝ているけど、それでも鳴いている。どうして良いのかわからない」と返信が来た。

私は、セミナーの人に聞いてみるからと待っていてもらった。

 

セミナーの人達に確認すると、こう返ってきた。

「寂しくて鳴いているのかな?」

「日中に疲れるほど遊んであげると、夜は寝ちゃうよ。」などだった。

 

うちのマルも日中は散歩したり、走り回ったり、外猫がいつ顔を見せに来るかわからないので起きている。

なので、夜はぐっすりと眠っている。

 

なので、それしかないなと思い伝えてみた。

その後、せみなーの人からもその人へメールをしたが返信は無かったそうだ。

 

私も心配になり家に行こうかと伝えたが、ご主人が休みと言うことで行けなかった。

「何か、また困った事があれば、悩まずにメールをしてくださいね」と最後に返信した。

 

セミナーの人達からは返信があれから来ていないけど大丈夫かなとメールが来た。

特に皆さんが心配しているのはこう言う事が起きないかの心配でもあった。

 

昔は良くある話だったようだが、家で飼い始めたら夜泣きもひどうので対応仕切れずに外に出すようになる。

そのまま野良猫になり繁殖し増えていくようになる。

なので、一番心配している猫を外に出すのが心配なのである。

 

この友達の猫は以前一度、保護されて飼われていたそうだ。

しかし、あまりの手がかかり外に出してしまった。

外では大人しかったので喧嘩は弱くやられてしまうらしい。

なので、今回も大ケガをしてしまった。

 

この猫ちゃんは、また外に放り出されてしまうかも知れないと不安も有るかもしれない。

なので、何とか乗りきって欲しかった。

 

しかし、日に日に困っているからストレスになり、外に出してしまわないか心配だった。

 

数日が経ちメールをしてみた。

「ねこちゃんどうですか?」簡単に聞いてみると返事がきた。

「夜鳴きはおさまったのだけど、今度は昼間に鳴いてうるさくて困ってます。

うちの先住猫ちゃんと仲が悪くて、先住猫ちゃんシャーシャー言うから、部屋を別にして、一緒にならないようにしてるの」と返事が来た。

 

うちも、まあちゃんとマルが初めそうだったが、今はお互いに興味を持って来て離れてはいるけど距離は近づいてる」と伝えた。

「あ~そちらもそうなのね」

と安心した様子だった。

セミナーの人にも聞いてみるから待っていてと伝え、ラインで聞いてみた。

「怪我した猫ちゃんは人にはなれているの?」

と来た。

詳しく説明しても良かったが、又聞きになるのも良くないと思いセミナーの人に電話をするように伝えた。

 

しばらくする、電話がなり出ると

「相談できました、有り難う。」

その後にセミナーのひとからLINEがあり、

「うちも仲が悪い同士がいるのだけど、猫に詳しい人に一度本気で喧嘩させると仲良くなるわよと言われたことがある。でも無理よね」と来た。

結果、答えは無いようだ。

 

猫の気持ちは猫のみぞ知る、、、。である。

 

気長に慣れる日を待つしかない。が答えであった。