小夜里

高齢猫まあちゃんの日記

夜明けのまあちゃんとマル

まあちゃん叫ぶ!

 

今朝の3時10分頃鳴き声がした。

時計をみるといつもマルが私を起こしに来る時間だった。

 

マルが来た様子は無く「あれ?まあちゃん、まだ早いよ」と声をかけ再び寝ると。更に鳴き始めた。

私は気にせず寝ていると、階段を降りる音がした。

「あれ?まあちゃんが降りたのかな?まさか」と起きてみた。

まあちゃんの部屋を見るとかまくらのハウスに入り、私を見て鳴きはじめた。

 

下に降りるとマルが歩いてニャ~と鳴いた。

「そうか!マルとまあちゃんが階段の踊り場で話をしていたんだ。」

と解釈した。

マルはまあちゃんが居る3階場所へは自分では上がらない。

しかし、毎朝の日課の私を起こしに行くためにはちゃんと上がってくる。

 

今日はたまたま、まあちゃんが階段の踊り場にいたので寝室に入って来られなかったんだと思った。

 

まあちゃんはマルがまあちゃんを怖がって居ることを知っていた。

なので、マルが来たときには自分の居る場所を教えてあげている。

マルもまあちゃんを最近は強く拒否している様子はないが、まだまだ近くに寄るには時間がかかりそうだった。

 

マルに餌をあげてから、朝の準備をしていると、3階からまあちゃんが呼んでいる。餌を持って上がると階段の踊り場にまあちゃんが立っている。

 

なかなか動く所を見れないので、まあちゃんが動くと嬉しくなる。

最近、お腹が空くと鳴いて知らせる事が多くなった。

餌を出すとちゃんと出てきて食べるようにはなっていたが、今日はちょっと違っていた。

 

カリカリと一緒にパウチのウエットフードを持参して、カリカリを置いた後のパウチを器に開けて入れようとすると、待ちきれずまあちゃんが私の横にぴったりと来てくれた。

私は嬉しくてたまらなかったが、ここで自分を出してはダメだと思いととどまらせ我慢した。

 

まあちゃんはすごい勢いで食べ始めた。

前日の夜もしっかり食べていたのに「あ~うんちしたからか!」と納得した。

マルもそうだが、うんちをした後の食欲と元気は半端無かった。

 

うちのにゃん子達が元気だとホンとにうれしい!

 

マルとまあちゃんが食べ終わった頃、いつもロンが来ているが今日はまだ来なかった。

 

マルと一緒に待っていると、最近ちょこちょこ来るタイムボカンのアニメにも登場するドロンジョ様の様な柄の若い猫がやってきた。

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ドロンジョ様似のチョコ

この猫にはチョコと名付けた。

女の子のような顔をしているが、もしオスだった時のためにも合う名前をと思いつけてみた。

この子は鼻がピンク色で顔立ちがシュっとしている。柄は八割れの白黒ちゃん。

かなり若く、子猫のようにも見えた。 

 

この子も警戒心が強く窓に私が近寄ると逃げてしまう。

その逃げ足の速さにビックリする。

 

私が餌の容器のカリカリを振って部屋に戻るとまた上がってきて食べ始めた。

 

この猫は桜耳ではないので、このままだとメスなら子猫を産んでしまいうかも知れない。

オスかメスかを確認したいが鍵尻尾で下がっているので、慣れてきて尻尾が上がればわかるだろう。

 

しかし、今は近寄るのはやめておいて徐々に餌を食べに来て帰る事になれさて、その後捕獲を考える事にした。

 

チョコが来ると困る事がある。

猫見知りのロンが来にくくなるので、ロンはせっかくの餌場を譲るように逃げていく。

そして、明るくなり再び来る。

来た時は怒って居るのだろう。

「なんで他の猫が来るニャ~」と。

たっぷり餌を用意すると必死に食べている。

 

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必死に食べるロンちゃん

 

 明日からは、チョコが食べ終わったら直ぐに帰してロンちゃんが安心できるようにしないとダメだなと思った。